高島直之

たかしま・なおゆき
TAKASHIMA, Naoyuki

近・現代美術、美術理論、デザイン史

Art Criticism, Design History

教授

Professor

2004年4月着任
1951年宮城県生まれ
武蔵野美術短期大学
デザイン科商業デザイン専攻卒業

研究テーマ:

日本近-現代美術の歴史的構築を目的として記述し、その歴史からみえてくる問題系を整理し、理論的に組み立てていくこと。

単著:『中井正一とその時代』青弓社 '00年。
編集/解題:高松次郎『世界拡大計画』同『不在への問い』水声社 '03年。
監修/執筆:『デザイン史を学ぶクリティカルワーズ』フィルムアート社 '06年。
共著:『1960年代グラフィズム』図録、印刷博物館 '02年。『日本近現代美術史事典』東京書籍 '07年。『1950年代日本のグラフィックデザイン──デザイナー誕生』国書刊行会 '08年。『中平卓馬 来たるべき写真家』河出書房新社 '09年。『現代アート事典』美術出版社 '09年。『1968年文化論』毎日新聞社 '10年。

TAKASHIMA, Naoyuki

Professor


Theme: The purpose of my research is the construction of Japanese modern and contemporary art history,theoretically elucidating problems therein.
Publication: Nakai Masakazu to sono-jidai, Seikyu-sya 2000
『中井正一とその時代』

『中井正一とその時代』

青弓社 2000年
『中井正一とその時代』青弓社 2000年 (見開き)


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『デザイン史を学ぶクリティカルワーズ』

フィルムアート社 2006年
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『日本近現代美術史事典』

東京書籍 2007年


研究概要

20世紀を中心とする現代日本美術の歴史については、上記『日本近現代美術史事典』(東京書籍、2007年)において、1920年代、30年代、40年代、ならびに60年代について執筆している。
同じく1950年代については、2005年7月号『美術手帖』(美術出版社)特集「日本近現代美術史」の中のひとつの章「1945‐1960「空白」から「転換」へ」で論じている。
また、監修者のひとりとして関わった1995年5月号『美術手帖』特集「戦後50年写真で見る日本の現代美術」では、戦後日本美術史全体の年表を編纂し、個別の執筆項目として1945年から69年までを担当している。
別途に、20世紀の芸術と思想・政治の課題が集約した1930年代の問題については、単著『中井正一とその時代』(青弓社、2000年)でより広い視点で考察している。
デザイン史については、19世紀半ばを起点とする20世紀のモダン・デザイン史全体への視座として、監修/執筆『デザイン史を学ぶクリティカルワーズ』(フィルムアート社、2006年)があり、全11章で構成された年代別の総括的解説をそれぞれ記している。
戦後日本のグラフィックデザイン史への論及は、展覧会企画、展示構成、執筆、並びにシンポジウムに加わった「1950年代日本のグラフィック:デザイナー誕生」展(印刷博物館、2008年)と「1960年代グラフィズム」展(印刷博物館、2002年)があり、それぞれの図録に論考を寄せている。

研究関連共著

2006年4月
「「もの派」とは何であったか──場所・行為・プロセスをめぐって」、「国立国際美術館ニュース」第153号、国立国際美術館
2006年6月
高島直之・監修/執筆『デザイン史を学ぶクリティカル・ワーズ』、橋本優子・菅谷富夫・肴倉睦子編、フィルムアート社
2006年7月
国立国際美術館新築移転1周年記念連続シンポジウム記録集『「野生の近代 再考─戦後日本美術史」記録集』国立国際美術館(発行は2006年3月31日付、発刊は7月)
2007年9月
多木浩二・藤枝晃雄/監修『日本近現代美術史事典』東京書籍、編集委員/尾崎信一郎・塩谷純・高島直之・林洋子・古田亮・松本透・山梨絵美子、編集協力/福住治夫、執筆項目多数
2008年9月
印刷博物館編『1950年代日本のグラフィックデザイン デザイナー誕生』国書刊行会。「日本の'50年代の生活と暮らしのなかのグラフィックデザイン」、「国際化とグラフィックデザイン」ほか多数(2008年4月に開催した同名の展覧会図録〔発行・印刷博物館〕が単行本化されたもの)
2009年3月
美術手帖編『現代アート事典』美術出版社。「インターメディア・アート」「反芸術」ほかの項目を執筆(『美術手帖』08年4月号の「特集・現代アート事典」をもとに一部内容を更新した改訂版単行本)

その他の共著:

2007年4月
「選評:毎日デザイン賞」、「2006毎日デザイン賞 第七四回毎日デザイン広告賞」毎日新聞社
2008年4月
「選評:毎日デザイン賞」、「2007毎日デザイン賞 第七五回毎日広告デザイン賞」毎日新聞社
2009年2月
対談:高島直之×平沢剛「「風景論」は何を問うのか」、『中平卓馬 来たるべき写真家』KAWADE道の手帖、河出書房新社
2009年4月
「選評:毎日デザイン賞」『2008毎日デザイン賞 第七六回毎日広告デザイン賞』(毎日新聞社)

展覧会図録執筆:

2006年11月
「台座と〈橋の思考〉──空間の分離と結合について」、「さまざまな眼153 祐成政徳・吉川陽一郎」展図録、かわさきIBM市民文化ギャラリー
2008年4月
「日本の'50年代の生活と暮らしのなかのデザイン」「国際化とグラフィックデザイン」ほか、『デザイナー誕生:1950年代日本のグラフィック』展図録、凸版印刷株式会社、印刷博物館

日刊新聞(記名記事):

2005年12月14日
「国際展に再考迫る試み──ベネチアで見たポロック展」、「毎日新聞」夕刊
2006年12月28日
「この1年 美術:印象に残った五つの展覧会」、「毎日新聞」夕刊
2007年3月4日
「選評:2006毎日デザイン賞特別賞〔グッドデザイン賞(Gマーク)〕半世紀にわたる日本のデザイン振興に対して」、「毎日新聞」日曜朝刊
2008年3月4日
「選評:2007毎日デザイン賞特別賞〔松屋銀座〕50年を超えるデザイン啓蒙運動」、「毎日新聞」朝刊
2009年3月1日
「選評:2008毎日デザイン賞特別賞〔日本グラフィックデザイナー協会〕30年にわたるグラフィックデザイン活動への貢献」、「毎日新聞」朝刊

教育関連活動:

2005年11月9日
トークセッション「再訪、ファーレ立川アートプロジェクト」北川フラム・高島直之・伊藤誠、袴田京太朗、武蔵野美術大学新宿サテライト公開講座2005
2005年11月24日
武蔵野美術大学後期研修集会シンポジウム「構造社と斉藤素巌〈戦争〉と公共彫刻の世代」高島直之・黒川弘毅・田中修二・藤井明・河田明久・迫内祐司、武蔵野美術大学12号館201室
2005年12月4日
「アート&テクノロジーの過去と未来」展トークイヴェント「環境/モノ/身体/テクノロジー」高島直之・毛利嘉孝・住友文彦、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
2006年1月1日~
国際美術評論家連盟会員
2006年1月12日
「毎日デザイン賞 2005」審査会、選考委員:勝井三雄、喜多俊之、隈研吾、近藤康夫、高島直之、於:毎日新聞東京本社ビル「アラスカ」
2006年9月30日
「地域フォーラム2006千葉」シンポジウム「千葉から帝国美術学校、東京高等工芸学校、美術教育とデザインのあけぼのを確かめる」柏木博・森仁史・高島直之、ぱ・る・るプラザCHIBA(千葉市)
2006年12月25日
「2007松濤美術館公募展」審査、選考委員:清原啓一、菅原猛、森野真弓、浅野徹、高島直之、於:渋谷区立松濤美術館
2007年1月16日
「2006毎日デザイン賞」審査会、選考委員:勝井三雄、喜多俊之、隈研吾、近藤康夫、高島直之
2008年1月~
美術評論家連盟常任委員
2008年1月16日
「2007毎日デザイン賞」審査会、選考委員:勝井三雄、喜多俊之、隈研吾、近藤康夫、高島直之
2008年4月19日〜7月6日
「デザイナー誕生:1950年代日本のグラフィック」展、凸版印刷株式会社・印刷博物館、企画
2008年6月9日
シンポジウム「1950年代のデザインと文化」柏木博(武蔵野美大)・森仁史(松戸市教育委員会学芸員)・高島直之、於:印刷博物館グーテンベルク・ルーム
2009年1月13日
「2008毎日デザイン賞」審査会、選考委員:勝井三雄、喜多俊之、隈研吾、近藤康夫、高島直之、於:毎日新聞東京本社ビル

教育関連執筆:

2006年10月
「〈イメージ〉の発生について──ブランクーシ、ロッソ、ルノアール」武蔵野美術大学大学院彫刻コース「棲息の密度」展図録、於・武蔵野美術大学9号館地下1階大展示室、主催・武蔵野美術大学彫刻学科研究室
2008年1月
対談記録:高島直之×岡崎乾二郎「対談:『棲息の密度』展をめぐって」、「芸文」第1号、武蔵野美術大学芸術文化学科研究報、2008年1月31日
2008年3月
「書評:芸術 新潮編集部編『ディック・ブルーナのデザイン』」、「基礎デザイン学03[2007]」、基礎デザイン学会誌第3号、武蔵野美術大学基礎デザイン学科
2008年6月
「〈芸術の本質〉とゲイブン」、オープンキャンパス・進学相談会用「芸術文化学科紹介」冊子『ゲイブンノホンシツ』執筆並びに編集担当、武蔵野美術大学芸術文化学科
2008年8月
「[光]に向って問いかける──ムサビで学ぶこと」、「特集 武蔵野美術大学創立80周年にむけて」監修・執筆、『武蔵野美術大学 大学案内2009』5頁、武蔵野美術大学
2008年10月
「高柳恵里とは誰か──遅延する知覚のプロセス」、「やわらかな霹靂」展(2008年10月16日~24日)冊子、武蔵野美術大学彫刻学科研究室
2009年1月
「胡桃とホワイトキューブ」武蔵野美術大学助手展「リニューアル」に寄せるエッセイ、武蔵野美術大学美術資料図書館 ページの最初へ