佐々木一晋

ささき・いっしん
SASAKI, Isshin

地域文化研究、空間・メディアのデザイン、デザイン方法論

Local Cultures, Space-Oriented Media, Design Methodology

准教授

Associate Professor

2021年4月着任
1977年埼玉県生まれ
東京大学大学院工学系研究科
建築学専攻修了
学位:修士(工学)

研究テーマ:

地域文化に根ざす空間とメディアの発展的関係の研究。

'02年以降、世界集落や地域社会の調査研究を通じて、地域文化に根ざす創造的活動と諸空間の発展的な関係について研究に取り組んでいる。
'06年以降は、フィールドワークやエスノグラフィー、デザインワークショップの実践研究を通じて、建築に関わる活動領域を敷衍し、物質や情報、環境や技術が空間にもたらす影響について研究を進めてきた。著:『空間デザイン事典』井上書院 '06年。共著:『10+1 Ten Plus One No.42/グラウンディング〜地図を描く身体』'06年、翻訳:『EU+アジア建築の新潮流展2005展覧会カタログ』アートフロントギャラリー '05年など多数。
▶︎https://researchmap.jp/isrm

SASAKI, Isshin

Associate Professor


Isshin Sasaki is Associate Professor of Arts Policy and Management. He has Master of Engineering, Department of Architecture, Graduated School of Engineering, The University of Tokyo 2004. Withdrawal from the Doctoral Program with the Completion of Course Requirements, Department of Architecture Graduate School of Engineering the University of Tokyo, 2007. His curiosity in research includes space-oriented media design toward social and environmental issues and local cultures

地域文化に根ざすデザイン活動と社会を架橋するための方法論


21世紀は科学技術の飛躍的な発展に伴い、身の回りの空間の在り方が大きく変化した時代といえます。このような絶えず変容を遂げる都市社会において、目先の利便性や技術に踊らされることなく、私たちの身の回りの空間と向き合い、空間を形づくるさまざまな事物と生活文化の関係性を問い直していくことが求められています。空間を成立させている対象物は、単に物理的な存在ではなく、歴史や物語、季節や人々の暮らしなどの文化的な様相を呈しています。こうした空間をかたちづくる様々な事物や現象を手がかりにして、理論と実践を往来しながら、現代の人々の暮らしや社会を支える空間とメディアの在り方について研究を進めています。フィールドワークやワークショップに基づく調査研究や実践的なプロジェクトに取り組むことで、日々の生活を支える空間と社会の関係について多面的な視点を養い、地域文化に根ざすデザイン活動と社会を架橋するための方法論に関する研究に取り組んでいます。
教育活動を通じて、私たちの身の回りの空間の根源的な価値や潜在的な問題を見つけ出し、独自の発想や手法もって理想の環境・社会を自らで構築していくことができるようにサポートしていきたいと考えます。学生と一緒に地域文化についての好奇心を育み、豊かな地域文化と社会を創造的にデザインすることを目指しています。


主な著書


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『空間デザイン事典

日本建築学会編、井上書院、2006年
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『10+1 Ten Plus One No.42/グラウンディング〜地図を描く身体』

石川初・田中浩也・佐々木一晋・元永二朗、
INAX出版、2006年



主な論文

  • Urban Co‐Creation and Situated Creativity: Envisioning Urban Sustainable Methods for Activism and Experimentation in the City, Proceedings of the 6th International Conference on Sustainable Development, 2018

  • Visualizing Situated Productive Process in Southeast Asian Cities, Proceedings of the 5th International Conference On Sustainable Development, 2017

  • Designing and Managing Situated Creativity in Urban Space, Proceedings of the 4th International Conference On Sustainable Development, 2016

  • ハビタットの構築的アプローチに関する考察、産業技術大学院大学紀要第10号、2016年

  • 都市居住空間の自生的なマネジメントに関する基礎的考察 –既存共同住宅ストックの展開事例から、産業技術大学院大学紀要第8号、2014年

  • 東南アジア圏における都市型住居の発展過程に関する研究ーブルネイの水上集落の基礎調査報告ー、産業技術大学院大学紀要第7号、2013年

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水上集落カンポン・アイール(ブルネイ)集落調査、2013年


主な論考

  • 「グラウンディング-地図を描く身体」「都市の微地形を発掘する ジオウォーカーの試み」「グラウンディングへの眼差し G感覚という新たな日常」「東京スキーパーク」「グラウンディングブックガイド」『グラウンディング-地図を描く身体』INAX出版、2006年3月

  • 「建築と展覧会カタログ/カタログとデザイン」「建築ガイドブックガイド」『10+1 Ten Plus One No.38/建築と書物 読むこと、書くこと、つくること建築と書物』INAX出版、2005年3月

  • 「物質と形式—建築における想像力の問題」「質料・形相・変容—素材の集蔵体に向けて」『10+1 Ten Plus One No.37/先攻デザイン宣言』INAX出版、2004年12月

  • 「60's→80's→00's→……ARCHITECTURE-MATRIX」『10+1 Ten Plus One No.32/80年代建築/可能性としてのポストモダン』INAX出版、2004年9月

  • 書評「集落への旅/原広司」「暴力批判論、翻訳者の課題/ヴァルター ベンヤミン」「漢字と建築/磯崎新+岡崎乾二郎」『10+1 Ten Plus O



主なプロジェクト


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『Botanik waveワークショップ』より抜粋、2006年

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Lastu, Summer Sauna, Fislars, 2003年

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[pics]語りかける素材、2004年

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ヨーロッパ・アジア・パシフィック建築の新潮流展 2006-2007、2006年
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