新島実

にいじま・みのる
NIIJIMA, Minoru

グラフィックデザイン、 タイポグラフィデザイン

Graphic Design and Typography Design

教授

Professor

1999年4月着任
1948年東京都生まれ
エール大学大学院修了

研究テーマ:

ポール・ランドの視覚意味論を中心としたグラフィックデザインの考察と表現、および文字の比較発達史。

展覧会:'91年「New Japanese Graphics 展」デザインミュージアム・ロンドン、'92年「Japanese Poster Art of Present Time 展」コットバスポスター美術館・ドイツ、'93年「KIREI-Posters from Japan 1978-1993」チューリッヒ造形美術館、'95年「Today's Japan Design Sampling 展」ハーバーフロントセンター・トロント、'96年「トヤマ・ポスター・トリエンナーレ選抜展」富山県立近代美術館、'03年「新島実展:色彩とフォントの相互作用」ギンザ・グラフィック・ギャラリーなど。
受賞:'90年 全米大学出版局協会デザイン賞、'96年カタログ・ポスター展通産大臣賞。ラハチポスタービエンナーレ、世界ポスタートリエンナーレ・トヤマ、ワルシャワポスタービエンナーレ、メキシコポスタービエンナーレなどに入選。
著作:教科書執筆『商業デザイン(商業技術)』実教出版'02年(共著)、教科書監修『graphic design/視覚伝達デザイン基礎』武蔵野美術大学出版局'04年、『エル・リシツキー/構成者のヴィジョン』武蔵野美術大学出版局(共著)'05年。
講演:'02年「デザインにおける知覚と造形」(弘益大学、韓国)、「基礎教育としてのタイポグラフィ」(中央美術学院、中国)など。AGI(国際グラフィックデザイン連盟)会員。
JAPAN

JAPAN

JAGDA 
オフセット 
103×72.8cm
1988年
新しいタイプフェース の為のポスター

新しいタイプフェース の為のポスター

株式会社 モリサワ 
シルクスクリーン 
103×72.8cm
1977年



デザイン教育について

自身の思い通りの表現を得るために身体性の許容量の拡大ということが片方にあり、一方で身体性の延長線上に社会性というものがある。デザインの文脈で考えた場合、理想的にはこの個と社会性のボーダーライン上に自分を乗せることではないだろうか。グラフィックデザインとはそれ自体が表現実体を伴わないがゆえに常に曖昧だ。デザイナーとは、40年から50年という年月を通じてこのやっかいな問題と向き合わなければならない。デザイン教育の目的は様々だが私にとって最も重要なことは、この長い年月を通じてデザインすることに対する興味の持続を可能とさせる動機の発見ではないだろうかと考えている。

2003年度卒業制作 小杉幸一 silhouettes

2003年度卒業制作 小杉幸一 silhouettes

「地と図」の関係はデザインにとって変わらずに挑戦意欲を沸き立たせるテーマである。小杉君はこのテーマに物語性を形に盛り込むことによって独自性を獲得している。テーマにした対象のおかしさと形の作り方、そしてそこに込めた日常的な物語によって妙なリアリティを感じさせている。
2003年度卒業制作 山本剛久 Evolution Cube

2003年度卒業制作 山本剛久 Evolution Cube

この作品は67体もの恐竜を使った、恐竜進化の4次元のダイアグラムである。生物の進化のダイアグラムを立体でしかもパズルのように遊べるものをという欲張ったテーマであるが、この複雑な問題を解決するために山本君は恐竜を二つに切り離すアイデアを用い、さらに透明な立方体に押し込めることによって6つの方向へ移動させることを考え出し解決している。



2004年度卒業制作 遠藤裕妃 How people lived in Japan
2004年度卒業制作 遠藤裕妃 How people lived in Japan

2004年度卒業制作 遠藤裕妃 How people lived in Japan

遠藤さんが設定したこの本のデザインコンセプトは、「歴史年表を説明書のように編集しデザインする」ということである。年表と説明書を統合する為に、オットー・ノイラートの視覚言語の方法論を触媒として用いている。また歴史の流れが一読出来るように製本は蛇腹折りとしている。そしてこの本の魅力と特徴はなんと言っても画面構成がメッセージとなっていることだ。
ページの最初へ