森敏生

もり・としお
MORI, Toshio

体育教育学

Pedagogy of Physical Education

教授

Professor

教授
2006年4月着任
1959年大阪府生まれ
広島大学大学院修了

研究テーマ:

体育教育におけるカリキュラム編成の原理と方法。体育教育実践を基盤としたカリキュラムの自己創出過程。

体育教育学の研究は、体育授業の組織化論、教授―学習過程論、評価論、教材構成論と展開し、'94年の『体育科教育の研究』(共著)をはじめいくつかの体育の教科専門書を著した。他方で大学体育の実践をベースに、教養教育としての体育・スポーツのリテラシーとその内容について記したものが、'95年の著書『スポーツを知る・する・考える―これからのスポーツライフのために―』ならびに'04年の著書『アウトドアの楽しみ方』(いずれも共著)などである。
'98年日本体育科教育学会第3回大会シンポジウム報告「体育科教育実践試論―カリキュラムと授業の実践的創造の論理の探求―」を契機に、体育教育におけるカリキュラム開発・編成論を重点的な研究課題とし、次のような一連の研究プロジェクト(科学研究費補助金・基盤研究(B)、いずれも研究代表)を進めてきた。①「体育科教育における課題解決学習と課題解決能力の形成」(1999-2000) ②「体育科教育におけるカリキュラムマネジメントに関する研究」(2003-2005) ③「体育科教育における目標・内容システムの構成」(2006-2008) ④「体育科教育における教授―学習内容の体系化と系統化への活動理論的アプローチ」(2009-2011)。


http://taiiku-doshikai.org/

MORI, Toshio

Professor


The main theme of my study is to make clear principles and methods of curriculum development in physical education, focusing on an autopoietic process of curriculum based on teaching and learning practices.
My research projects after 2000 are as follows.
(1) Curriculum Management in Physical Education: Concerning Autopoiesis of Curriculum based on practices of teaching-learning processes. Grants-in-Aid for Scientific Research (B), 2003-2005.
(2) On the System of Objectives and Contents of Physical Education: Organization of Subjective Activities in Culture of Physical Movement. Grants-in-Aid for Scientific Research (B), 2006-2008.
(3) A Study of Systematization of Teaching and Learning Contents in Physical Education with an Activity Theory Approach. Grants-in-Aid for Scientific Research (B), 2009-2011.
体育科教育の研究

体育科教育の研究


体育・スポーツのリテラシー

体育・スポーツのリテラシー




主要な著書

富岡元信編著『体育科教育の研究』六甲出版 1994年(p.50/157担当)
スポーツ実践研究会編『スポーツを知る・する・考える―これからのスポーツライフのために―』不昧堂出版 1995年(p.21/174担当)
中村敏雄編『スポーツ教育と実践』(戦後体育実践論第3巻)創文企画 1998年(p.16/351担当)
学校体育研究同志会教育課程自主編成プロジェクト編『体育・健康教育の教育課程試案』創文企画 2003年(p.22/250担当)
大学アウトドア研究会編『アウトドアの楽しみ方―自然活動のすすめ―』アイオーエム 2004年(p.85/238担当)
学校体育研究同志会編『体育実践とヒューマニズム―学校体育研究同志会50年のあゆみ―』創文企画 2004年(p.27/321担当)
姫路独協大学「戦争と平和」研究会編『戦争と平和を考える』嵯峨野書院 2006年(p.30/250担当)
中西匠・森敏生編『中村敏雄著作集4 部活・クラブ論』創文企画 2009年(解説、pp.304-316担当)
学校体育研究同志会編『水泳の授業』創文企画 2012年(pp.1-6担当)

事典用語解説

藤田和也、数見隆生、久保健編集代表『健康教育大事典 子どものからだと心』旬報社、2001年
柴田義松編『最新指導方法・評価キーワード―新教育課程と指導方法・評価の新展開』「管理職スペシャル・レクチャーシリーズ第5巻」教育開発研究所、2002年

主な学術論文(2003年以降)

“A Study on the Contents of Instruction in a Course on Ball Games in Physical Education” International Journal of Curriculum Development and Practice, Vol.5 No.1, 2003, pp.37-51
「地域スポーツクラブの現状と自立的組織にむけての課題」『姫路体育研究』Vol.2 No.1、2004年、pp.1-12
「体育科教育におけるカリキュラムマネジメントに関する研究―中学校における自主的なカリキュラム開発過程の事例分析を中心に―」日本スポーツ教育学会第25回記念国際大会予稿集、2005年、pp.171-177(共著)
「体育授業研究の方法論的検討」『姫路体育研究』Vol.4 No.1、2006年、pp.9-20
「体育科教育における活動システム論の検討」『日本教科教育学会全国大会論文集』2006年、pp.67-70(共著)
「スポーツ文化の発展を捉える視座」『運動文化研究』Vol.24、2007年、pp.1-5
「科目『健康と身体運動文化』領域構成に関わる『身体感覚・運動の教育』実践の試み」『武蔵野美術大学研究紀要』No.40、2010年、pp.143-153(共著)
「運動文化における平等と自由への問いと探求―体育科教育における人格形成論の基礎―」『運動文化研究』Vol.27、2010年、pp.27-35
「体育同志会の球技研究史を探る」『運動文化研究』Vol.28、2011年、pp.38-55
“Characteristics of the teaching theory of ball games originally developed by a Japanese association of voluntary teachers and researchers: A Comparison with the TGFU curriculum model” TGfU 2012 All Abstracts, 2012, p.53

主な雑誌論文(2003年以降)

「体育科のカリキュラム作成における教育評価の役割とは」『体育科教育』第51巻第6号、2003年、pp.14-19
「『めあて学習』への批判と論争」体育科教育創刊50周年増刊号『今こそ、新しい学校体育の創造をめざして』2004年、pp.82-86(共著)
「フェアプレーの考え方を授業に活かすには」『体育科教育』第52巻第3号、2004年、pp.14-19
「指導と評価の一体化」体育科教育別冊『教えと学びを振り返る体育の評価』第52巻第7号、2004年、pp.21-23
「学校体育でスポーツ文化の学びを組織する」『体育科教育』第53巻第1号、2005年、pp.30-33
「なぜ、戦略・戦術を教える必要があるのか」『たのしい体育・スポーツ』第24巻第3号、2005年、pp.25-28
「日本的スポーツの暴力性を変えるために」教育科学研究会編『教育』第55巻第12号、2005年、pp.74-79
「体育と『心の教育』、その功罪を問う」『体育科教育』第55巻第4号、2007年、pp.18-21
「誰のための何のための『教育改革』か-学校体育がめざす生きる力の小考」『体育科教育』第56巻第5号、2008年、pp.46-49
「『ボールを持たない動き』が担う戦術学習の内容は何か」『体育科教育』第57巻第11号、2009年、pp.20-22
「いま、どのような教育実践が求められているか」『たのしい体育・スポーツ』第30巻第7号、2011年、pp.8-13
「『学びの意味を問い直す』実践と指導の課題」『たのしい体育・スポーツ』第31巻第5号、2012年、pp.30-33 ページの最初へ