古賀稔章

こが・としあき
KOGA Toshiaki

タイポグラフィ、デザイン史、視覚文化論

Typography, Design history, Visual culture studies

准教授

Associate Professor

2022年4月着任
1980年福岡県生まれ
東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻博士課程
単位取得満期退学
学位:修士(学術)

研究テーマ:

近現代デザイン及びタイポグラフィの理論と実践。

慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程単位取得満期退学。'04-'09年、グラフィックデザイン誌『アイデア』の編集者を務めた後、'11-'22年、経済産業省特許庁にて、デザインの審査業務、国際デザインフォーラムの創設、令和元年意匠法改正などのデザイン行政に携わる。
デザインやタイポグラフィに関する執筆・翻訳・研究活動を主軸に、アーティストやデザイナーとの協働による印刷物の編集や批評的実践に自発的に関与している。'11年より、対話と議論のクリティカルフォーラム「何に着目すべきか」を共同企画・運営。
主な著書に、『SPECULATIONS 人間中心主義のデザインをこえて』(共編著、ビー・エヌ・エヌ新社 '19年)、『オランダのデザイン グラフィック編』(共編著、パイインターナショナル '10年)、主な訳書に、ヨゼフ・ミューラー゠ブロックマン『グリッドシステム グラフィックデザインのために』(白井敬尚監修、ボーンデジタル '19年)、『オープンデザイン』(共訳、田中浩也監訳、オライリージャパン '13年)、編集した美術書に、『ハンス・ウルリッヒ・オブリスト インタビュー Vol.1(上)』(共編、Walther König '10年)などがある。

KOGA Toshiaki

Associate Professor


My research interests center around the sources and development of Western modern typography and its application to the Japanese language and culture.
I am researching the history and contemporary tendencies of the graphic design and typography, both in theory and practice.
From early 2000s, I have worked as a writer, editor, translator, design critic, which include editorial works of international graphic design magazine IDEA (2004-9), co-founding the critical design forum "Approaches to What?"(from 2011-), the Japanese translation of Josef Müller-Brockmann’s Grid System in Graphic Design(2019) and writings on design criticism and history appeared in Japanese and international magazines including IDEA, Eureka, Chic, Back Cover, and Slanted.
I welcome students who have interests on graphic design, typography, design history and criticism, and editorial practice of self-initiated publishing.

芸術文化と社会を媒介するデザインとタイポグラフィの実践

グラフィックデザインやタイポグラフィを中心に、芸術文化と社会とを媒介するデザインの役割について、過去と現在、理論と実践の両面から探求している。デザイナーが、科学・芸術・文化と社会との間を橋渡しするためには、デザインの生産過程におけるテクノロジー、道具、方法論の技術知やノウハウの習得はもとより、言葉やイメージを介して情報や価値を他者と伝達・共有するための言語的・視覚的リテラシーや、私たちを取り巻く経済・社会的状況、多様な文化的背景や歴史的文脈に対する洞察のそれぞれが等しく不可欠である。したがって、その研究教育活動においても、グラフィックデザインやタイポグラフィの造形的・視覚的なリテラシーと、言葉を介したコミュニケーションや対話のリテラシーと、デザインの方法論、歴史認識、批評理論のそれぞれを往復しながら、研究教育活動及び社会的実践へと取り組むことが求められる。

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『グリッドシステム グラフィックデザインのために』

ヨゼフ・ミューラー゠ブロックマン、白井敬尚監修、古賀稔章訳、ボーンデジタル、2019年


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古賀稔章「Archive 人と物と世界を往還する」

『SPECULATIONS 人間中心主義のデザインをこえて』pp. 164-87
監修・編著:川崎和也、 編著:ライラ・カセム、島影圭佑、榊原充大、木原共、古賀稔章、ドミニク・チェン、太田知也、砂山太一、津田和俊、高橋洋介、ビー・エヌ・エヌ新社、2019年


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古賀稔章「翻訳としてのタイポグラフィ」

『グラフィックデザイン・ブックガイド』pp. 306-22
グラフィックデザイン・ブックガイド編集委員会編、グラフィック社、2022年


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古賀稔章「書体の透明性」

『ユリイカ』2020年2月号(特集=書体の世界 : 書・活字・フォント)pp. 186-93
青土社



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古賀稔章「戦後日本のコーポレートアイデンティティ形成期における伝統と近代」

『アイデア』396号(2022年1月号)pp. 133-8
誠文堂新光社





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