菱川勢一

ひしかわ・せいいち
HISHIKAWA, Seiichi

モーションデザイン、 インタラクションデザイン

Motion Design, Interaction Design

教授

Professor

2008年4月着任
1969年東京都生まれ

研究テーマ:

研究テーマ:映像デザインが成熟する過程においてその動きのデザインそのものに着目し、コミュニケーションデザインの新しい理論や発想を探求する。

ニューヨークにてミュージックビデオやCMの演出・編集を手がけ'97年にドローイングアンドマニュアル設立に参画。'03年デザインスタジオ「スタンダード・シリーズ」を設立。
イメージ映像やコンセプトデザインなど、印象をデザインすることを専門とし、Webサイトやグラフィックほか、表現のステージを選ばず提案型のスタイルで活動している。
また、モーションデザインの分野では数々の実績を重ね、特にモーションロゴでは50を越える企業のモーションロゴを手がけている。独自の感性と審美眼で、国内外問わず、様々な分野から注目されている。
NYADC(ニューヨークアートディレクターズクラブ)会員、The One会員、ヴィラ・ド・コンド国際映画祭(ポルトガル)審査員。
受賞:第81回NYADC ('00年 米)、ロンドン国際広告賞 ('01年 英)、International Broadcast Award ('02年 米)、iF賞 コミュニケーションデザイン ('05年 独)、iF 賞 アトモスフィアデザイン('05 年 独)。

http://seihishikawa.com/
NHK大河ドラマ「功名が辻」オープニング映像 2006年
NHK大河ドラマ「功名が辻」オープニング映像 2006年
NHK大河ドラマ「功名が辻」オープニング映像 2006年

NHK大河ドラマ「功名が辻」オープニング映像 2006年

「功名が辻」のオープニング映像のアートディレクションを担当。
大河ドラマというNHKきっての長寿番組のもつメジャー感をあますところなく表現し、かつ、時流に合わせた新鮮さ、洗練された日本独自の美、これらの要素が映像デザインのテーマとして掲げられ、デザインを進行させた。物語の歴史背景とともに、登場人物それぞれの人間関係を「流れる線」で表現し、背景のモチーフは時代を表現するとともに春夏秋冬の四季をイメージさせることによって「儚さ」「強さ」「美しさ」を表した。


ホンダ Stream プロダクトブランド V.I.デザイン 2006年

ホンダ Stream プロダクトブランド V.I.デザイン 2006年

2006年7月、流れるような美しいフォルムの自動車が本田技研工業株式会社から発表された。それはモデルチェンジされた「New Stream」である。従来のイメージからさらなるステージへ、より都会的で洗練された印象の中にもドライビングの興奮を感じるプロモーションデザインを目指した。キーヴィジュアルは、流れるような曲線で表現された「Stream Line」となって、Web、映像、カタログでそれぞれ効果的に用いられた。



ホンダ Global Website "Green" 2008年
ホンダ Global Website "Green" 2008年 2

ホンダ Global Website "Green" 2008年3

ホンダ Global Website "Green" 2008年

自動車メーカーの中でも特に環境対策に力を入れ、自らのスピリットとする本田技研工業(Honda)の環境対策活動を伝えるウェブサイト。コンテンツ名は「Green」。青空と自然の風景の画をメインに、解りやすく、より感覚的に人々の心に訴えかけるサイトである。一番の特徴は、企業サイトにもかかわらず、Hondaに代表されるクルマやバイクなどの商品が一切登場しないことである。あるのは美しい空と緑あふれる風景。世界にむけて発進されるグローバルサイトである。


ITOKI カラーシステム V.I.デザイン 2007年

ITOKI カラーシステム V.I.デザイン 2007年

私たちが普段なにげなく目にしている色。実は私たちの感情や五感に非常に多くの影響を与えていると言われている。今では多くの企業がその効果を研究し、製品やサービスに色の力を活用している。その一つが、オフィス家具メーカーのイトーキだ。コンセプトは「人にやさしい色」。花の色やたべものの色など裏付けされた色彩の物語をイトーキの商品であるイスを用いて独創的なグラフィックで表現している。



モーションデザインのこれから

文字にはそれぞれその特徴を表現した書体というものが存在します。
動きという存在にはそれを擬音で表現するほどの―フワフワ、カチカチ、ドバーッetc―認識が個々にあるにもかかわらず、それらは定義化されず、時には抽象的で伝わりにくいものとされてしまいます。これからますますメディアが様々な表現手法を貪欲に取り入れてゆくのと並行するように、この「動きのデザイン」という領域にも明確な価値を求められてゆくことになるでしょう。映像表現のもつ可能性を軸に表示方法論、そして知覚方法論として映像表現手法そのもののリテラシーを高め、さらに探求の場所としてゼミや大学院を通して基礎デザイン学科における映像デザイン教育を展開します。 ページの最初へ